遠ざかるうしろ姿を
いつまでも見つめているの
暮れかかる街は静かに
体ごと包む込んでゆくの
さよならする度に
心揺れて哀しくなるよ
夜空霞む星の向こうに
いつもあなたを探している
窓に浮かぶ月の姿に
いつもあなたを重ねてみてる
移りゆく光の中を
ふたりきり歩いてきたの
季節ごと変わる景色を
同じように感じていたいから
くり返さず時は
流れ消えて過去も未来も
朝の風を抱きしめながら
今もあなたを愛してる
ミルク色にけむるホームで
今もあなたを信じ続ける
降りそそぐやさしさが
この胸に溢れてる
いつの日か真夏を過ぎて
違う明日を歩くとしても